みぴょこぴょこ

お絵描きブログしたくなった30代女子、、女子?の雑記ブログです。

久々のアルプス(焼岳)に登る

去年も、今年の夏も、忌々しいコロナ禍中につきどんなに切望しようとも脳内で自粛自粛と呪文のように繰り返し諦めてきたアルプス登山。

近頃はコロナに対する周りの意識も変わってきて、誰かが罹ってもそんなに動じなくなってきた。

併せてそろそろ私自身の我慢も限界突破している。

行くなら今しかない!

台風?まだ遠い!行ける!

とのことで、今年ついに遠征解禁!!(感無量)

本当は双六岳にテント泊予定だったけれど、台風の影響で山頂の天気が思わしくない(てんくらの情報では山頂付近の標高で風速が20m近かった。○ぬわ)ので、前日に悲しみの中予約を取消しして、代替案にあった焼岳に目的地を変更した。 ここも行ってみたかった山の一つ!

アルプスであることに変わりなく、ワクワクウキウキ(古)が止まらない。

前日、16日は仕事が予定より早く上がれたとあってラッキー!と意気揚々帰宅。 

20時には寝て、翌朝1時には起きて5時には中の湯の駐車場に到着するプランだった。

早く帰れたことで余裕もできて気分も上がりまくっていた。

でもそうやって浮かれている時ほど、人はミスをやらかすんですね、、、、

財布がどこにもない。

なぜ?朝は見たのに。

え?

パニックに陥りながら、しかし頭の中では冷静に「職場に落としてきたかも」と考えていた。

でも、まさか今から戻れと?

早く帰ってこれたのに、また往復1時間かけて戻るの? と葛藤すること数分。

もう行くしかない。

半泣きで戻ったら職場の玄関先にポロっと落ちてて脱力。

ここからまあプチミスが重なっていくわけですが、とりあえず計画通りに寝て、翌朝2時には自宅を出発!

計画から2時間遅れの午前7時頃に中の湯の駐車場付近にやってくると、そこにはすでに縦列駐車の群(100は行かないと思うけどかなりいる!流石の三連休初日!)が出来ており、私も已む無く登山口から数分歩く場所に丁度良い隙間を見つけて駐車。

寝起きのまんまだったので車で身支度をして、7時半には出発となった。

警戒レベルは1。(後で写真確認して知ったやつ)

駐車場付近は少々寒く感じたけれど、登り始めれば温まるのは分かっていたので半袖のままGO。

感染予防のためここでもマスクは外さない。

熱中症にならない限り外さないんだ!  

ちなみにすぐ前を歩いていたカップルの彼氏さんが数歩おきにゲホゲホしていて本当に泣きたかった。 体調悪いならおやめなさい(泣)とさりげなく距離を置く。

しかし中の湯からのこの登山道は序盤はなかなかに歩きやすい。

気分が高揚していたのもあるかもしれないけれどそれこそ足取りも軽くサクサク登れるし、なんなら3歳ぐらいの女児も登っていた(頑張っている後ろ姿がかわいい)ので、アルプスの中でも比較的優しいルートなのではないかな、と思う。

  しかしながら、ここの中腹を越えた辺りから徐々に登山道の傾斜が上がり、若干ガレ気味で歩きづらいところも。

でもしかしそこから見えてくる山頂までの道に心躍る箇所に差し掛かったと言ってもよく、だんだんと高山あるあるのでっかい岩(語彙力)が増え、岩場好きの自分としては嬉しい限り。

足の疲れも吹っ飛び、ペースを上げて山頂下まで。

まず見えてくる池。

名前はわからないけど(調べろ) 綺麗ですね(後で誰かのやまレコで確認しましょう)

このゴツゴツ感、たまらない。

ついつい岩肌をすりすり撫でながら歩いてしまう。

山頂までの登りは狭いため下りてくる人と交互通行。ここら辺が特に硫黄の臭いが強く、岩肌も少し温かい。

誰かが「たまごサンドの匂いするよね」と言っていたけど、こんなに臭うたまごサンドにはお目にかかったことがない。

山頂は既に大勢の人たちが思い思いにゆったりと景色を楽しんだり、お食事タイムだったりで賑わっていた。

看板は順番待ち。前に並んでいたご婦人と写真を撮り合って良い記念に。こういう時、鏡で身なりの確認もできないので、後で見返すとあちゃーって感じの髪型になりがち。

でも気にしない!いつもガスりがちの山頂がこんなに晴れ晴れとしているんだからね!最高じゃないの。

ここで一旦お昼休憩とする。

やはりおにぎりが優勝。どこで食べても美味しいと思う。こういう時、コンビニの保存料は頼りになる(笑)

さて山頂からはそのままピストンで下山するか、はたまた眼下に見えている焼岳小屋まで足を伸ばして、山小屋限定バッチをゲットするかで思案する。

まだ時刻は10時を回ったところ。往復しても15時までには下山できそうだしなーと思い、行ってみることに。

ところが上高地に下りるこちらの登山道、中の湯と比べると大分足場も悪いし(すべる)何より急登ときていて、前の人につられて下山道を外れてしまい、ちょっと怖い思いをしたあたりで、戻ろう、と諦めた。

上高地にも行ってみたかったけど、そちらは今度誰か誘ってゆっくり歩きたいと思う。

下山の時には気温も上がってきたようで、帽子を忘れてきたため頭皮へのダメージが心配だった。

時々頭の温度を確認しながら速やかに下山。段差が多いため登りよりも脚に負担がかかったけれどもアスレチック感覚でちょっと楽しんだ。

12時を過ぎてもまだまだ登ってきている人がいるあたり、噴火の危険にはもちろん注意すべきではあるけども(帽子すらなかったけど)登りやすくて良い山だと思う。

来週は台風の影響でまたしても連休に雨予報だけど、どうにか外れて無事に双子岳に登れたらいいなあ。

ちなみに下山後はバスターミナルの売店でバッチをゲット。

登山に全く興味なかった時に連れて行かれ、一番最初に登ったアルプスの木曽駒ヶ岳でバッチを買って以来ずっとバッチを買うのが恒例になっていてこれで7個目。

まだまだ登りたい山がたくさんあるので、とりあえず来週も晴れてくれーと祈るのみ。